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資格の勉強を始める前に知っておくべきこと

資格試験を受験するためには、知っておくと得する知識があります。解答に迷ったときや答えに自信がないときにもしかすると正解することができるかもしれない知識になります。しかし、この知識は100%というわけではなく、正解の確率が少し高くなるということです。必要なことは、完璧な知識ということを忘れないで下さい。

100%という表現は間違いの場合が多い

例外がない、100%正しいと表現している場合は、間違いの場合が多いです。私が受験したときは、そのような表現は今まですべて間違っていました。

例えば、「常に」、「必ず」、「すべて」という表現がある場合

限定的な表現も間違いのケースが多い

文章の内容を限定的に表現しているときは、間違いの場合が多いです。

例えば、「~の場合に限り認められる。」、「~のみである。」

限定用法の逆の表現も間違いのケースが多い

例えば、「~の場合も」、「~と同様」

5つの選択肢の場合に使える

5つの選択肢の場合、「2:2:1」のようにグループに分かられる場合、どのグループにも属さない選択肢は答えではない場合が多い。

例えば、選択肢に「日本」に関する選択肢の表現と、「アメリカ」に関する選択肢の表現、最後にその両方にも属さない「中国」があった場合は、正解が「中国」になることは少ない。

また、「2:1:1:1」の場合は、2のグループに正解がある確率が高い。

ただし、「3:2」の場合は、ゴブコグなので、この法則には当てはまらない!

2つまで絞れどちらを正解にするか迷った場合

この場合は、「常識」と「直感」を信じて、解答する。一度解答したら決して変更しない。「常識」とは、この試験も目的は何であり、どのような人を合格させたいのか、趣旨をしっかりと理解した上で解答すると正解を得られやすい。特に法律の資格では、有効です。

例えば、「旅行業」に関する法律は、「旅行者」を保護することが目的なので、「旅行者」に不利になるようなことは、正解とは考えづらい。

問題文の長さで正解に近づけることがある

問題文が長い問題の場合は、選択肢の後半に正解がある場合が多く、逆に問題文が短い場合は、前半の場合が多い。

問題文が長い場合の受験生の行動は、前半に解答を見つけたと思ったら、その後の選択肢の文を読まないことが多いためです。特に時間が迫っている場合は、その傾向があるらしいので、作問者はそのことを考えて後半に正解を配置することが多い傾向があります。

とりあえず後の選択肢を選んでおく

2つに絞り込んで最終的に1つに絞りきれない場合は、とりあえず後の選択肢を選択する方が正解の確率は高いです。

以上のことを踏まえて、試験に臨むことで「あと1点で合格だったのに」というリスクを減らすことができるかもしれません。答えが分からなかったけど正解だったとしても、1点にはなります。